そのろく。

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□■□■□■□■□ そうして、 いいんちょーと別れた俺は 結局、寮の自室に 戻ることにした。 ひとりになった途端、 襲ってくる不安感。 もし、また 誰かに襲われたら? 生徒会が… リコールされたら? 俺は、どうしたらいい? そんな考えが頭を過る。 でも… どんなに考えたところで きっと…… 俺には、 何も出来ないんだ。 頑張ったって 何も変わらない …変えられない。 どうしようもなく 自分は無力なのだと、 気づいてしまった。 それなら、もう 何も考えたくない。 何もしたくない。 「もう、疲れちゃったなぁ」 気づけば俺は、 屋上へと歩き出していた。
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