3 「孤独死」

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怪しく思われたのか一瞬だけ表情が硬くなったように見えたが、すぐに返事が返ってきた。 「ああ、そうです。持田です。お世話になってます。もしかして二階の件ですか? 警察も来ましたがほかの住人とは殆ど付き合いが無いもので、お話しすることは何もないんですよ」 最初の雰囲気とは違い、明るい好青年といった感じだ。 それにしても若く見える。
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