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「やるっきゃないね。応援してるよショウジ君。二人で高崎さんのハートをゲットだぜ！」
「頼むからやめて」
「えぇー。なんでよ」
こんなにも面白そうなのに。
「席隣なんだ。家も近いんだ。これ以上変な人になりたくない」
「なっ、なんだって!? おいらじゃまともな援助ができないとでもっ!? ひどいよっ、いくら猫だからって過小評価にも限度があるよっ!!」
「クロだからだよっ！」
しまったっ、おいらの存在そのものを否定されてしまった。
「くっそう。こんな自由な身体でこんな楽しそうなことを手放すなんて……」
「クロー。今、楽しそうなことって言ったー？」
「さすがだショウジ君。君は特殊スキル『殺気』を手に入れた。次はコントロールだっ、だから殺気をしまいなさい」
「今日はご飯抜き！」
「無情だーっ！」
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