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さぞかし両親は驚いたことだろう
そうして「もの」の捻くれ人生はここから始まった…
「もの」が生まれた家は、ド田舎のかなり山奥の百姓の家で、畑を耕し作物を作り自給自足の生活を営んでいた
そこらの部落は皆親族で、うちは分家筋に当たるそうだ
山の上に住んでいるので、天気良い時には海の向こう側の島までくっきりと見えるし、夜になれば空一面がプラネタリウムに負けないくらい素晴らしい満天の星空だ
野生動物も多く、現代とは一風変わった場所である
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