いなくなったアイツ。

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俺は胸が締め付けられる思いで 自分の椅子に腰を下ろした。 喉元から何かこみ上げてきそうだ。 そんな暗い面持ちで 隣のデスクに目をやる。 多分半泣きだったと思う。 ……だが、そんな涙もデスクを見た瞬間、引っ込んだ。 「…雄大っ…!」
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