日常

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ピピ、ピピ、ピピ、ピピ。 不快な電子音で私は目を覚ます。 ーーまた1日が始まった。 私は目をこすりながら、ベッドから 起きあがる。 するとタイミングを見計らったかのように スピーカーから放送が流れた。 「おはようございます。○月□日 朝の連絡をします」 もう聞き慣れたナレーターの声。 この放送はすべての部屋、廊下に流れている。
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