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幾許かの平和と呼ばれる光
その陰に隠れた悲惨な争い
葬列に参加するものは口数も少なく
悲しみに打たれながらも進む
否定接続詞で綴じられた歴史
喜びに咽ぶ白い朝
悲しみに嘆く黒い夜
この道を繋ごう
瞳に映した蒼い空
涙を溶かした碧い海
この世界を遺そう
煌めく砂
愛した花
契った指
生命 は廻り続ける
美しい焔
死を抱く暗闇の地平
憎しみ巡る世界
幾つかの愛の唄
双子の人形
目覚めぬ君
喜びに揺れる太陽
悲しみに濡れたのは月
誰かが綴った詩
生まれぬ君に贈ろう
朝と夜の地平を廻る
『第五の旅路』
離れた者が再び繋がる日は
訪れるのだろうか?
懐かしき調べそれは誰の唇か
嗚呼、物語を詩うのは━━━━
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