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プルプルップルプルッ
蓮の携帯電話が鳴り始めた。
ピッ
蓮「もしもし…」
片所「お~。久しぶり♪元気してた?」
電話にでると相手は片所だった。
蓮「なんとなく元気してた。お前、生きてたんだな。」
片所「ひどっ!俺さ、ちゃんと生きてるよ♪」
蓮「で、用件は?」
片所「お~。用件ね♪用件はカタストロフィについてなんだけど…」
蓮「だよな…。」
片所「あと1週間しかねぇよ…。どうする?」
蓮「どうするも何もどうすることも出来ないだろ。漫画みたいになるのか違うことが起こるのかもわかんねぇんだし…」
片所「涼太さんに聞いてないの?」
蓮「前に聞いた。そこまでは知らんて…」
片所「とりあえず、俺はずっとスーツ着とくわ♪」
蓮「そうだな。僕はどうなることやら…」
蓮のスーツは解放と同時に無くなってしまった。
片所「なんとかなんだろ♪」
蓮「だといいな…」
片所「まぁ、カタストロフィが始まったら涼太さんからお前にプレゼントがあるって♪」
蓮「プレゼント?」
片所「うん。楽しみにしとけぇ♪じゃあなぁ~。」
プツッ
電話が切れた。
蓮「プレゼントって・・・・・・、なんだ?」
蓮に疑問がまた1つ増えた。
今は平和な日常。
だが、こうしている間にも着々とカタストロフィに向かって世界は動いている・・・
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