第1話 「カタストロフィの序章」

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20分後... 神山「~~ん~んっん♪」 ガチャッ 神山が鼻歌を歌いながら蓮の家に入ってきた。 片所「ウッス♪」 神山「♪」 神山はいつも通り頭にヘッドフォンをして音楽を聴いていた。 蓮「あとはカレンだけだな…」 片所「だな」 カレン以外の全員が座ってカレンを待っていた。 カレン「もういるわよ…」 バチッバチッバチ カレンが蓮の横に姿を現した。 蓮「なっ!?おまっ!?いつの間に?」 カレン「電話もらってから5分後くらい…」 片所「カレン!!いい加減ステルスで隠れんの止めろよ!!」 スッ カレンがまたステルス機能で姿を消した。 片所「(ムカッ!!!)」 片所「カレン!!おもてでやがれ!!」 怒りを抑えきれずに立ち上がろうとした。が、 バコンッ 片所「イテ!!!!!」 蓮に後ろから頭を叩かれ立てなかった。 片所「蓮!!何しやがんだ!舌噛んだだろ!!」 口から血を流す片所の怒りは蓮に向けられた。 蓮「黙れ…。今はカタストロフィについて集まったんだろ…」 片所「あっ!?そうだった…。カレン!!また今度な!!!」 喧嘩にまた今度なんてあるのだろうか…。 蓮「で、じゃあ最初にみんな久しぶり♪スーツは着てるな?」 拓「当たり前よ♪」 神山「♪」 神山は何も言わずに首を縦に振った。 カレン「着てるわよ」 姿の見えないカレンも答えた。 蓮「よし…。武器は?」 拓「おうよ♪」 カチャッ 拓は右手でガンツソード(柄までの)を掲げた。 ガチャ 神山「んっん~ん~♪」 神山は鼻歌を歌いながら、黒いエレキギターを自分の前に置いた。 蓮「それ…、神山さんの武器?」 神山「♪」 神山はまた、何も言わずに首を縦に振った。
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