第2話 「カタストロフィの幕開け」

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「あらあら。逃げちゃったわよ。ステロ。」 「・・・・・・・・・・・」 ステロ「うっせぇぇ!!カインド!!アイツを追え!!」 カインド「1人で何とかするんじゃなかったの?」 カインドと呼ばれた眼鏡を掛けた少女が答えた。 ステロ「うっせぇぇ!!俺はコイツを殺る!!」 ガンっガンっガンっ 蓮「ぐはっ」 ミシッミシッミシッ ステロ「くっ…」 蓮は攻撃されるたびに腕に力が入った。 カインド「やだ…。めんどくさい…」 少女は分厚い本を読みながら答えた。 ステロ「あぁっ、うぜぇ!!」 スゥゥ 「もう我慢の限界?」 ステロ「うっせぇぇ!!」 ステロは腰から1本の刀を抜き、 ドシュッ 蓮「ぐあぁぁァァ!!!!!」 蓮の脇腹に突き刺した。 蓮は痛さのあまり、手を放してしまった。 ステロ「やっと放しやがった…」 蓮「くっ…」 脇腹を抑えながら何とか立っていた蓮に… ステロ「邪魔しやがって!!」 ズガァァァ ステロの拳が降り下ろされた。
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