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???「さて・・・」
ひとまず状況を整理しよう
ここは森、木が生い茂り木漏れ日が顔に当たる。
日はなかなか暖かい、春の昼頃だろうか。
そして自分は白いTシャツ一枚にカーゴパンツ、体型は結構引き締まっている。そして何よりの問題は自分が誰かわからない。
???「こんなところだな・・・しかしいくら考えても何も思い出せない・・・いや、うっすらと自分の名前らしき物が・・・」
突如ひらめく
???「そうだ!俺の名前は!!」
???「なめろうだ!!」
違和感を感じたがそうとしか思えなかった。
なめろう「そうか、俺の名前はなめろうだったのか」俺は一人納得し、この森を出るべく歩き出す。
~数分後~
なめろう「ん?なんだ?公園?」
歩いていると公園に出た。
少しの遊具とベンチとトイレ、散歩コースによくありそうな公園だ。
なめろう「ふうむ・・・まあこれで人に会えるか」
丁度ベンチに人がいた
なめろう「すんませーん」
男「なんだい?」
ベンチに座っていたのは、青いツナギを着て髪型は野球部に居そうなボウズのガタイの良い男だった
なめろう「ここって何処ですか?」
男は拍子抜けした顔をした
男「おいおい、何を言ってるのさ、公園に決まってるだろ」
なめろう「あ・・・いや、そういうことが聞きたいんじゃなくて・・・」
言葉に迷っていると男が立ち上がった
男「まあ、たしかにここはただの公園じゃないな」
なめろう「え?それってどういう」
言い終わる前に男がツナギのチャックに手を掛けた
男「なあ・・・」
チャックは腹の辺りまで下ろされた。
俺は突然の行動に納得出来ず硬直してしまう
男「や ら な い か」
ついにチャックは全開になった。
なめろう「え?いや!?ちょっ!!まっ!!!!」
アッーーーーーー!!!!!
第零章完
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