第壱章「冒険は突然」

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アッーーーーーー!!!! なめろう「ってなるかぁぁぁ!!!」 俺は間一髪、横に飛んで回避した。 男「へえ、俺の(ブロゥクン!マグナム!※自主規制)を回避できるなんてね」 男は感心した顔で、体制を立て直した俺に向き合う、男の(マグナム)は脱いだときと違いフルパワーだった。 俺はバックステップで距離をとる。 なめろう「あんたいきなり何するんだ!!」 男「なんだい、だから言っただろ、ここはただの公園じゃないって。それとあんたはよしてくれ、俺には阿部って名前がある」 阿部と名乗った男は戦闘体制を取った。 なめろう「なら阿部さん、アンタは何してんだ!」 阿部「ふむ、まあここはそういう場所なんだ、嫌なら俺を戦いで満足させな」 阿部の(マグナム)が膨れ上がる 阿部「うおぉ!」 なめろう「ツッ!!」 阿部の(マグナム)からレーザーが射出された。 間一髪回避動作を取っていたので回避出来た。 なめろう「なんだよ今の・・・」 阿部「ああ、俺のションベンだ」 今一瞬クラッと来た、何言っているのか理解できなかった、つか理解したくねぇ。 阿部「秒速十メートルはあるのに回避できるとはな」 なめろう「クソッ、なんか反撃の手立ては!?」 パチィン 突如指パッチン、もとい神パッチンが響く。自分以外の時間が停止した 男「そんな装備で大丈夫か?」 なめろう「大丈夫だ、問題な・・・いや一番良いのを頼む」 ノリで言ってしまった なめろう「で、アンタは誰だ?」 黒い服を着た髪の短い男は答えた 男「俺はルシフェル、天使だ」 なめろう「そうか」 ルシフェル「驚かないんだな」 なめろう「分かってるからな、いろんな意味で」 男は近づいてきた ルシフェル「困っているみたいだな、コイツを使うといい」 男は薄黒い物体をどこからともなく取り出した なめろう「これはなんだ?」 ルシフェル「これはアーチだ、継ぎ目すら無い美しいフォルムだろう?ナデェは出来ないだろうが無いよりマシだろ、試しに広げてみろ」 なめろう「いやどうやって」 ルシフェル「基本的に振ると展開される、やってみろ」 言われた通りにすると バシィン なめろう「うわっ!」 ルシフェル「そんな感じだ、後は自力で頑張れ」 パチィン 阿部「!?」 阿部さんは驚愕の顔をした 阿部「今、何処から出した、そのぶっとい(マグナム)」 なめろう「いや、(マグナム)じゃねえし・・・」 とりあえず力は得たこれで戦える。 なめろう「本番はここからだ!」 阿部「面白いな、よし来い♂」
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