新しい仲間

3/7
前へ
/70ページ
次へ
Y「んっ…ふっ…」 口づけから温かいものが体へと流れ込んでくる R「一気に与えると悠くんの体がびっくりしちゃうから少しずつな。」 Y「うん。」 久しぶりに感じた魔力に少し頭が痛いけど、それと同時に体が軽くなった気がして嬉しくなった R「あれ?悠くんの髪の色が変わってる。」 Y「もともと、俺の髪の色は赤で、魔力の残量によって色が変わってくんだよ。」 R「そうなんだ、早く悠くんの本当の姿が見れるといいな。」 そう言って笑う零くんの笑顔は優しくて、俺もつられて笑った コンコン R「いいぞー。」 「失礼します。」 R「おぅ、瑠か。」 r「零、キングが呼んでます。」 R「分かった。」 今、入ってきた男と入れ替わるように零が出ていこうとして思わず、手をつかんだ 一人にしないで 怖いのは、もうイヤ… そんなことも言えずに慌てて手を離した Y「あ、ごめん…なさい。」 R「ふふふ、大丈夫。すぐに戻ってくるから。」 零くんは優しい笑顔で俺の頭を撫でてくれた 俺は、零くんの優しい笑顔に癒されていた R「瑠、悠くんを頼んだぞ。」 r「はい、分かりました。」 そして、零くんは部屋から出ていった
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

229人が本棚に入れています
本棚に追加