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Y「んっ…ふっ…」
口づけから温かいものが体へと流れ込んでくる
R「一気に与えると悠くんの体がびっくりしちゃうから少しずつな。」
Y「うん。」
久しぶりに感じた魔力に少し頭が痛いけど、それと同時に体が軽くなった気がして嬉しくなった
R「あれ?悠くんの髪の色が変わってる。」
Y「もともと、俺の髪の色は赤で、魔力の残量によって色が変わってくんだよ。」
R「そうなんだ、早く悠くんの本当の姿が見れるといいな。」
そう言って笑う零くんの笑顔は優しくて、俺もつられて笑った
コンコン
R「いいぞー。」
「失礼します。」
R「おぅ、瑠か。」
r「零、キングが呼んでます。」
R「分かった。」
今、入ってきた男と入れ替わるように零が出ていこうとして思わず、手をつかんだ
一人にしないで
怖いのは、もうイヤ…
そんなことも言えずに慌てて手を離した
Y「あ、ごめん…なさい。」
R「ふふふ、大丈夫。すぐに戻ってくるから。」
零くんは優しい笑顔で俺の頭を撫でてくれた
俺は、零くんの優しい笑顔に癒されていた
R「瑠、悠くんを頼んだぞ。」
r「はい、分かりました。」
そして、零くんは部屋から出ていった
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