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水蒸気が収まり始めたとき南雲の背後に男がいた そして男は南雲の心臓を一突き ドサッ 男が刀を抜くと支えを失った南雲…だった死体が床に倒れた シュッ 男は刀を一振りし、南雲の血を振り落としてから鞘に納めた Y「あ、ぁ…南雲、様。」 「ごめんな、でもこうするしかないんだ。」 男が悠の側に近づいても悠はもう動かない南雲を一心に見つめ、泣いていた Y「南雲様…なぐ、も…」 「ごめん。」 そんな悠を男は力強く抱き締めて、足枷を外し、気を失った悠を抱えて姿を消した 暗闇の中、死体を照らし続ける月の光だけが存在していた
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