続・魔法使いルーフィ

2/32
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
翌朝、日曜日。 やっぱり雨。 傘さして、お散歩のふり....でも ほんとは、あの、ごみ捨て場が気になって。 「あの」日曜日。きょうの事だけど どうして、ゴミ捨て場に行ったのかなんて 覚えてない。 ..やっぱり、ルーフィが誘ってたのかしら.... わたしは、少し早足で あの、ごみ捨て場に行ってみた。 でも。 あの、ぬいぐるみは無かった。 ....どうして? 考えてみた。 でも、わからない。 ルーフィーは、「夏への扉」を開けて 帰ってくるって行ってた。 夏への扉ってどこだろう。 バーゲンセールのキャッチコピーみたい、って 思ったら なんとなくおかしくなって、笑顔になった。 「なんとかデパートに、夏への扉が開きます」なんて。 そう。 彼はきっと帰ってくるって言ってたんだから。 魔法使いの主人、その眠りを覚ます 資格を持つ人を探しに来た。 そういって。 わたしに、そんな資格あるのかな..... でも、ルーフィーはそう言ってた。 彼が現れたら、聞いてみたい。 本当にわたしでいいの?って。 結局、ルーフィーには会えなかった。 それはそうよね、と 回想するとそう思う。 時間旅行した旅人が、その痕跡を残す訳はないし... でも、なぜわたしの記憶に残っているのだろう。 ..わからないな。 雨の中、傘をさして歩いていたら おなか空いちゃった。 キッチンには、昨日のカレーが残ってたので ブイヨンでのばして、スープカレーにしてみた。 ひと味足りないな、なんて思いながら食べた。 おなかいっぱいになったら、眠くなっちゃった。 部屋に戻ってお昼寝...なんて思って。 ごろん、としてたら いつの間にか夜だった。かな..... でも、ルーフィーはそう言ってた。 彼が現れたら、聞いてみたい。 本当にわたしでいいの?って。 結局、ルーフィーには会えなかった。 それはそうよね、と 回想するとそう思う。 時間旅行した旅人が、その痕跡を残す訳はないし... でも、なぜわたしの記憶に残っているのだろう。 ..わからないな。 雨の中、傘をさして歩いていたら おなか空いちゃった。 キッチンには、昨日のカレーが残ってたので ブイヨンでのばして、スープカレーにしてみた。 ひと味足りないな、なんて思いながら食べた。 おなかいっぱいになったら、眠くなっちゃった。 部屋に戻ってお昼寝...なんて思って。 ごろん、としてたら
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!