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「大丈夫か?」
「うん。ごめんね」
あまりにも近すぎる。
キスもできてしまうほど。
わたしは恥ずかしくて顔をそらしてしまったが、加藤くんはまだ私を腕から離してくれなかった。
「顔…真っ赤」
「っ!!」
加藤くんはふふっと笑ってくれた。
「足とか大丈夫?捻ってないか?」
左足の足首に感じる痛み。
いま気づいたけど…
「少し捻ったかも」
「じゃあ保健室行かなきゃね。手回してよ」
「え?」
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