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わたしは永井 理保。
中学のときは吹奏楽部でtenorsax(テナーサックス)を担当。
そして部長として活躍していた。
わたしがいく高校は吹奏楽が強くて、全国大会にいくほど。
早く体験入部行きたい、と思うのは若菜と同じ。
若菜はホルンを担当していて、副部長を努めていた。
朝、玄関を開けると、わたしと同じ制服を着ている若菜が立っていた。
笑顔で手を振ると若菜もふりかえしてくれた。
「おはよー」
「おはよー」
そして私たちはバスターミナルまで歩き出した。
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