過去編

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どすっ 「おらっ、金貸せや!!」 「ぎゃはは!ナーイス慎一!」 俺の一日は恐喝から始まる 特定の奴からは盗らない 別に誰でもいいからな そして今日も俺は恐喝する 一年生だと思われる男子生徒を蹴り、抵抗力を弱めた 玄関に倒れた男子生徒を俺とダチ4人で取り囲む ちなみにダチ4人も柄が悪い 「早く金出せよ。先輩の言うこと聞けないのかなー?」 「ひ、ひぃいい!!これだけしかありません!」 俺が睨んで言うと怯えながら2000円出してきた んー、ま、このくらいでいっか 「よしよし、偉いなー君。行っていいぞ。」 男子生徒は一礼して一目散に校舎へ入っていった 「2000円かよー。少なくね?」 「ま、別にいいだろ。教室いくかぁ。」 不良の俺でも教室には行くんだ
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