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「お久しぶりです、冬華様、清楚様。」
ビルの廊下を歩いていた眼鏡を掛けた白髪の老執事が冬華たちに声をかけた。
冬華・清楚
「「お久しぶりです、クラウディオさん。」」
老執事の名前は“クラウディオ・ネェロ”、執事として求められる技能などが全て完璧なことから別名“完璧執事”。ちなみに、タイプの女性はふくよかな女性。
クラウディオ
「おや?義経様たちはもう眠ってらっしゃるのですか?」
冬華
「ああ、修行で体力を使い切ったんでしょう。義経はヘリコプターから飛び降りて西方十勇士の大将、石田と闘ったし。」
冬華は少し遠い目をしていた。なんだかんだで苦労しているらしい。
クラウディオ
「では、私が義経様たちを部屋に運んでおきましょう。」
冬華
「すみません、お願いします。」
クラウディオ
「では冬華様、清楚様、良い夢を。」
クラウディオは3人を背負って廊下を歩いて行った。
冬華
「さて、明日から学園だし俺たちも早めに寝よう。」
清楚
「うん!おやすみ、冬華。」
冬華
「おやすみ、清楚。」
就寝前の挨拶を済ませ2人はそれぞれの自室に行った。
冬華
「川神学園か、楽しみだ。」
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