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―冬華視点―
今日は川神学園に転入する日。俺達は今川神学園のグランドにある朝礼台の裏にいる。新たな学舎は前に通っていた所より大きかった。
冬華
「凄く……大きいです。」
弁慶
「?、何言ってるんだ冬華。」
冬華
「いや、何故か言わなきゃいけない気がした。」
冬華
「それより義経、何あたふたしてるんだ?」
義経
「いや、与一が見当たらないような……」
あれ?本当に与一がいない。
弁慶
「またあいつはさぼりか。」
清楚
「もうすぐ私達の紹介が始まっちゃうよ?」
冬華
「仕方ない、今回は与一抜きだな。」
鉄心
「では3―Sに転入する葉桜清楚。壇上に上がって自己紹介せい。」
清楚が壇上に上がると同時に生徒がざわめく、清楚は美少女だし武闘派のこの学園には清楚のようなタイプの人がいないのだろう。どっかから「文学少女サイコ~。」とか「清楚ちゃんマジ清楚。」とか「スリーサイズはi「この俗物が!」バシッ、アヒン!」……さ、流石川神、変わった人も居るんだな。
清楚
「皆さん初めまして、この度3―Sに転入させていただく葉桜清楚です。」
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