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川神市のあるビルの屋上に1台のヘリコプターが着陸した。
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「あ~、やっと到着したか、川神に。」
1人の青年がヘリコプターを降りながら言った。
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「おい、4人とも起きろ。川神に着いたぞ。」
青年はヘリコプターで寝ているやつらにそう告げたが、誰1人として起きなかった。
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「おい義経、弁慶、与一、清楚、着いたって言ってるだろ?おい、起きろよ!」
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「んんぅ?あ、おはよう冬華。」
青年の呼び掛けで起きたのはたった1人だった。
冬華
「おはよう清楚。清楚だけだよ、起きてくれたの。義経たちはまだ夢の中か。」
起きた少女の名前は“葉桜 清楚”、栗色の腰程までの髪にヒナゲシの髪止め、大きな栗色の瞳、顔のパーツは全体的に整っている、“清楚な文学少女”を絵に描いたような美少女だ。
清楚
「義経ちゃんたち今日も修行頑張ってたから、きっと疲れてるんだよ。」
冬華
「はぁ~、しゃーないな、背負って行くか。」
青年こと冬華は残りの3人を背負い、清楚と共にビルに入って行った。
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