再起動

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「……っ………ん?」 人の気配はしない それもそのはず 周りにはここぞと言わんばかりに木が生い茂っている 意識が朦朧とし、立っていられるのが奇跡と言っても他言ではない 「はぁ……うっ……」 前に進もうともどこかを強く打ったせいだろうか、思い通りに動くことができない それを悟ったのか動くのを止め、静かに目を閉じた
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