ぼくのお父さん

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   そういえばきのう、お父さんを名のるニセモノのお父さんが家にきました。  お母さんがいなかったからこわかったけど、お父さんがいっしょにいてくれたので、だいじょうぶでした。  ニセモノはぼくに、 「けんと大きくなったな、お父さんだぞー」  といって、ちかづいてきました。  だからぼくはニセモノにおしえてあげました。 「ぼくのお父さんはここにいるよ。おじさん、うそついたらダメなんだよ」  ニセモノは目をまんまるくしておどろいていました。  グルグルうなっていたお父さんが、ワンワンとほえてニセモノにとびかかっていきました。  あわててにげるニセモノをみて、お父さんはつよくて、とってもたよりになるなー。とおもいました。  ぼくもお父さんみたいにつよくて、かっこいい大人になりたいです。  さいごに、みんなもお父さんのニセモノにはきをつけてください。  
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