脇役のバスケ

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椿「婚約者ぁ?」 その言葉を聞いて、俺達は思わず首を傾げる。 雅「・・・悪いが、貴様のような婚約者は知らん。そもそも貴様は誰だ?」 誰なのか知っているのかと思い、皆は雅を見たが、彼女はそう言葉を返す。 対して男は、目を瞑って腕を組む。 「まあ無理もないか。これは、俺の一目惚れだからな。 忘れもしない、あの日の事・・・」 ・・・何か過去を語り始めたんですけどこの人。 弥「刹那、これ美味しいよ」 刹「ふふっ、ありがとうございます♪」 シ「さあ皆さん、沢山お食べください」 和「わぁ~いですぅ」 優「相変わらず、シルファは料理上手だよねぇ」 彩「そんな事よりBLの話を───」 凛「今はまだその時ではないわ」 薫「大丈夫ですかー?」 月「」 涼「返事がない、ただの屍の様だ」 冬「憲二さんもいかがですか?」 憲「月音の惨状を見た上で食えと!?」 咲「(」・ω・)」うー!!」 明「(/・ω・)/にゃー!!」 沙「Let's\(・ω・)/にゃー!!」 藍「いつもニコニコッ!!貴方の隣に這い寄る混沌ッ!!ニャルラ───」 麗「それ以上はいけませんわ」 美「物真似・・・上手」 そして誰も聞いていないんですけど。まあ俺と龍也と椿と雅が聞いているからいいんだけどさ。 ただ、皆はもうちょっと人の話に耳を傾けるべきだと思うんだ。後で説明するの地味に面倒だから。 そしてまとめ役の気持ちを考えてくれ。カオスな奴等をまとめるのがどれだけ大変なことか。誰だよこんなにカオスな奴等集めたの。俺じゃん馬鹿野郎。ちょっとお外走ってくる。
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