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「7日~…だから7番!
馬木(ウマキ)かよ……」
悪かったな💢
そう、今日は7日、木曜日。
だからあたし、出席番号7番の馬木ナナが当たった。
1ヶ月で一番ストレスの溜まる日。
毎回理科で赤点で、クラスの最下位のあたしに答えれる問題は多分一つもない。
影井は黒板に暗号のような反応式を書いている。
答えれるなら答えようとした。
けどさっぱりわからない。
しばらく無言で先生と目と目の攻防戦をしたあと、
『わかりませーん。』
そう一言呟いて、
あたしは机に突っ伏した。
死んだ。
このあとなんか言われるんだろーなぁ…。
あー、なんかどうでもいぃや考えるだけ時間の無駄だし~。
時間は有効につかわなきゃね。
ってことで寝よう←
多分今影井はニヤニヤしているだろう……
「馬木、わかるか?わかんないだろ?どうせな?最下位だもんな。
じゃあ後ろにいって…
げっ…鹿田(シカダ)か…?」
あたしが夢に落ちる最後の瞬間まで、影井のいじわるそうな声が聞こえた。
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