エピローグ

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異世界ヴィルセント。 海が無く、一つの大きな大陸であるこの世界は三つの国に分けられた。 まずは妖魔王デスピア率いるガルボロ国。 この国には妖怪や魔物しか住んでいない。 次に人間が住む国アストロス。 この国は一般市民がほとんどなので 人口は一番多い。 最後に人間の中でも権力を持つもの達が造り上げた帝国ヨルダン。 ここにいるもの達は一部の貴族や王家など地位が高い人だけ。 ガルボロ国とアストロスは争うことを嫌っていたため共に協力しあって暮らしていた。 しかしヨルダンは違った。自分たちが一番優れた存在だと信じた彼らはこう思った。 「我々が一番優れている。この世界が腐敗してるのは妖魔や他の人間が汚しているからだ」 ヨルダンは他国に戦争を仕掛けた。 最初の内は押していたが、ガルボロ国とアストロスが手を組み反撃すると瞬く間にヨルダンは敗れた。 しかしその後もヨルダンは世界を手に入れるため着々と準備を進めている。 ヴィルセントは今も不安定な状態のままであった。
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