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「あぁ、俺の弟の…恵兎」 戸惑いながらもルネに返答した。 「ふぅん…なんだ弟か。 弟くん、邪魔しないでくれる? 俺と呉亜は、これから愛を育むところなの」 ルネが恵兎を突き放すように言う。 ちょっと、ルネくん? 愛を育むって、どうゆうことなの…?! 「てめぇ…呉亜は俺のものだ!! お前みたいな奴が呉亜に触るな汚れる!」 や、ヤンブラくん…頼むから暴走だけは止めてくれよ…。 時既に遅し。 ヤンブラはいつかの理事長みたいに、ルネを廊下に投げて締め出した。 おい、いくらなんでもやり過ぎだろ…!
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