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「呉亜!
邪魔者が帰ったことだし…リハビリしよっか!」
満面の笑みの恵兎に、嫌な予感しかしないのは、この子がヤンブラだからだろう。
リハビリって…何?!
前に一度、ルネにリハビリという名のセクハラをされたことがあり、リハビリという言葉は軽くトラウマだった。
「もちろん…こうゆうこと!」
語尾に音符でも付きそうなぐらい機嫌がいい恵兎。
恵兎は…俺の服の中に手を入れてきた。
ちょっ…何これ!
いつかのデジャヴじゃんか!
「止めろ!」
くすぐったさに身を捩りつつ、恵兎を止めようとするが、無理。
ヤンブラは止まらない。
くすぐったくて、妙に高い声が出たりする。
冗談じゃないっつうの!
弟に襲われる兄貴がどこにいるんだ!
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