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俺は、黄色い声が聞こえてきたドアの方を見た。
恵兎も、手を止めてドアの方を見た。
…そこにいたのは、普段は救世主2号の筈の人達。
もう、勘の鋭い人は気付いてるんじゃないだろうか?
救世主2号は――――――――言わずもがな、俺の姉、季穂と母である。
普段は、俺の心配をしてくれてる為、恵兎を連れて帰ってくれるんだが…。
2人は既に、俺と恵兎に萌えているらしく、キャピキャピしている。
…こうなったら、萌えの為に俺の貞操はどうぞと差し出されるだろう。
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