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「はあああああ!? 何だよそれ!なんで、っ…………。 何で今更………」 今、俺の目の前で、ニコニコ微笑みながらビックニュースの内容を話した母さん。 俺は、状況を呑み込めないでいた。 「…そいつは。 そいつは、ちゃんとわかってるのか…? 俺達の…、この、隔たりのある趣味のこととか…」 にわかに信じられない。 俺達のこの、特殊で偏見されがちな腐女子、腐男子というものを受け入れたのか? 「本当よ。 相手も、息子さん達も、理解してくれてる。 というか、息子さんは、呉亜も良く知っている筈よ」 …は。 何か爆弾発言された気がする。 え、母さんの再婚相手の息子が、俺の知り合いだと…?
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