2510人が本棚に入れています
本棚に追加
慣れない高級感溢れる場所に戸惑いを隠せない俺達兄弟。
みんなで口を開けて間抜け面をしている。
母さんに連れられるがままに、予約されていた席に着く。
母さんの再婚相手やその息子はまだ来ていないらしかった。
「ちょっと、男が女を待たせるなんてどうゆうことなの?」
季穂が口を尖らせて不満を言う。
「まあまあ、落ち着けよ季穂。
それより母さん、俺達って名字何て変わるの?」
和が季穂を宥めながら母さんに問いかけた。
あ、俺もそれ気になる。
最初のコメントを投稿しよう!