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「新しい名字は、鹿原(かはら)よ」 …なん、だと? 鹿原…? まさか、アイツが…。 アイツが俺の兄弟? 考えられない。 嬉しいっちゃ嬉しいけど。 鹿原という名前の知り合いはいる。 俺が腐男子だということもソイツは知ってる。 多分、母さんの言ってた俺の知り合いとは、その鹿原だろう。 俺に恋愛のことを必死に教えてくれたのも、その鹿原だ。
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