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…疲れた。
あの後、雪下さんが長々ともし襲われたらの話をしてきた。
耳にたこが出来るくらい何度も何度も聞かされていた所に、偶然木更さんが通って、助け船を出してくれた。
木更さんが通りかからなかったら、俺は今でも雪下さんにくどくど話を聞かされていただろう。
木更さん、ありがとうございました。
「くーれあ!」
その言葉と共に、俺の上に体重がのしかかる。
「ぐぇっ」
声が洩れ、俺の上にいた人物が慌てて退いた。
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