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「生徒会専用ウェイターにするって、生徒会から報告申請書が届いたんだ!
呉亜、これは一体どうゆうことだ?!」
額に青筋を浮かべながら、ダンダンッと高級そうな机に拳を叩きつける理事長。
「そ、そんなの俺が知りたいよ!
なんか笑ったら急に気に入られたし…。
俺だって生徒会専用なんて嫌だ!」
生徒会の奴等が全部悪いんだよ!
理事長に、俺の気持ちを訴える。
「呉亜が嫌がってるから、生徒会には諦めてもらうと、言いたいところなんだが…。
家の権力だけじゃ、生徒会が束になってかかってきたら流石にもたないからな…。
呉亜、俺も嫌だが、仕方ないから、頑張って乗りきってくれ。
仕事に嫌なことは付き物だしな。
もし、セクハラされたら言うんだぞ!」
理事長がちょっとまともなことを言った。
「俺、頑張るよ。
あんな奴等に、襲われたりはしない!」
伊達に腐男子やってないよ!
甘いシチュエーションとか何回も見てきたから、大体展開とかは予想できるんだ!
誓いを立てた瞬間だった。
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