4.

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翌日。 張り切って起きると、まだ待ち合わせまで3時間もあった。 余裕を持って身支度をし、同人誌を見ながら暇を潰していた。 そして、30分前に待ち合わせ場所に向かった。 そこには、既にルネの姿があった。 …もしかして、待ち合わせ時間間違えた? サァーッと顔から血の気が引き、急いでルネに駆け寄る。 「ルネ…!」 「あ、呉亜! 早かったね?」 ニコニコっと可愛い笑顔を向けてくれたルネ。 …ん? 早かったね? 「俺、遅れてないの?」 「何言ってるの? まだ待ち合わせ30分前じゃん」 ルネに言われて、俺が遅れてなかったことを知る。 「…ルネは、何時から待ってたの?」 30分前って、結構早い気がするんだけど。 「え、俺? 俺は2時間前からだけど」 …えぇ?! 2時間前から…? 「待たせてごめん!」
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