2510人が本棚に入れています
本棚に追加
/148ページ
漸く中本から開放された俺は、すぐに意識を失った。
疲れと、痛みと、身体が限界だったからだと思う。
それに、精神的なものとか。
目が覚めると、そこは病院だった。
右腕、脇腹、左足。
包帯がぐるぐる巻きだった。
両手も、ガーゼの数を数えると10を越えている。
頬にはガーゼで隠しきれてない青痣。
あーあ。
これじゃあ、仕事出来ないや。
最初のコメントを投稿しよう!