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「違う!
恵兎に人を殴って欲しくないんだ!!
恵兎は、俺をこんなに殴ったりした中本と同類になりたいのか…?」
恵兎のヤンブラが発動してしまった以上、俺が恵兎を嫌ってしまうみたいな理由を言わないと恵兎の暴走は収まらないだろう。
悲痛な表情を浮かべながら、そう言うと、恵兎はまさかの行動に出た。
理事長を廊下に放り出し、泣きそうな顔で俺のすぐ側までやってきた。
その間、5秒。
早業すぎるだろ。
やっぱり、ヤンブラって恐ろしいかも。
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