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「はぁ~、なにを言っている・・・仕事より家族が大事にきまっているだろ?」
「じゃー僕は嫌いなんだろ?」
「どうしてそうなる・・・息子が嫌いな親なんているもんか・・・」
父の顔が少し青ざめたようにみえた。
僕はその言葉を聞いた瞬間に何かがこみ上げる感覚におちいった。
まるで胃液が逆流を始めたかのように。
そして我慢の限界を感じて自分の部屋に閉じこもった。
『嘘だ!嘘だ!!嘘だ!!!』
布団の中でなんども叫んだその言葉・・・。
その日の夜はなんだかとても・・・ 苦しかった━━━。
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