序章・偽りのスケッチ

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「レポートどうしよう…」 父は一度仕事に行くと当分帰ってこないし、 母は看護婦をやっていて帰りが遅い…。 仕方ない! そう思いながら僕は市役所へと足を運んだ そして手続きを済ませて戸籍を確認した。 そこに書いてあった知らない名前、知らない住所、知らない事実 僕は何気なく課題を終わらせようとしただけだったのに・・・ 知ってしまったんだ。 父さんも母さんも僕と血が繋がっていないことを ―――――――。
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