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他に用意する物は銃だけだ。
マフィアだからと自由に持ち歩ける訳ではなく少なくとも俺は出された銃を持ち、使い終わったら返さなければならない。
いつもコルト45オートだ。悪い銃ではないが古くなって見た目が小汚くなっている。
ローチの後に続き備品係の所へ行く。
すでに机の上には銃が用意されていた。てっきりいつもの古い拳銃かと思ったが新品同様のものがあった。
係の男が説明する。
「スタームルガーのSR1911だ。
いつものは他の人が使ってる。使い方は同じだ。
買ったばかりだから絶対に落とすなよ」
弾倉は七連と八連がそれぞれ一本ずつだ。
「分かったっス」
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