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M49ボディーガードと言う五連発のリボルバーで、この手の銃は何よりも持っていても重さが気にならない事を重視している。きっと予備で、これから大きめのものを借りるのかと思っていたらローチは回れ右をした。
「どうした?行くぞ」
「そんな銃で良いんスか?」
相手が短機関銃を持ってるから当然の疑問だ。
「私は女の子を安全な所に逃がす。お前は銃で応戦する」
だからと言って俺だけ重装備なんて不公平だ。自分の声に怒気が含まれるのも構わず反論する。
「俺一人で応戦なんて荷が重いっスよ」
本当はなぜ俺だけが重い荷物を持ってないといけないのか聞きたかったが一応、遠慮した。
「がんばれ」
目も合わせずに放たれたその一言に近いうち、この女をアゴで使えるようになろうと何度目かの決心をした。
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