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「はぁ~旨かったぁ!!」
「あら、てっちゃんたら。うふふ」
母さんが照れながら食器を片付ける。
俺の母さんはかなり優しい。
うん。
優しい。
今までに怒った事なんか一度も………あっ、あったわ……
あん時はめちゃくちゃ怖かったなぁ…
「てっちゃん。お風呂沸いてるから入ったら?」
「うん。そうするよ」
そしてお風呂場へ。
服を脱ぎ捨てて浴槽にダイブ!!!
「ふぅ……気持ちえぇ…」
風呂最高!!!
ふと俺は今日の事を思い出す。
と言っても今日の主な記憶は天城さんが転校して来た事だけだけど。
てか、天城さん可愛いんだよな。
だけどヤンキー…
あぁ、もったいない…
あんなに可愛いのに。
俺は頭と体を洗い、自室へ。
ベッドにダイブして目を瞑る。
あぁ…もう眠れる…
そう思い本格的に寝ようとした時だったーー
「鉄平~!!」
「ふごぉ!!!」
誰かが俺の上へとダイブしてきた。
てか、ダイブ多っ!!!
ちなみにダイブしてきたのはーー
「姉貴~…俺もう眠みぃんだけど…」
うん。
俺の姉貴。
「え~…つまんない…」
ほほを膨らましながらスネる姉貴。
ちょっと可愛い…
「俺もう寝るから…」
「じゃあお姉ちゃんも一緒に寝る♪」
「いやいやいやいや!!おかしいから!!」
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