月夜参上

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銀次「ヘリで、きたのかよ!」 [ピンポーン] 銀次母「じゃ。行ってくるわね。みんなは食べてていいわよ」 心愛「お願いします」 [ガチャ] 佐久間「早朝から失礼致します。私、新宮寺の執事をしております。佐久間と申します」 銀次「話は、主人から伺っておりますわ。ささっ。どうぞ!」 佐久間「でわ、早速お邪魔します」 軽い挨拶をして、リビングに向かう佐久間と月夜、さっきの登場とは違い。月夜は佐久間の袖に隠れる様に、会釈をするだけだった。 月夜(家は小さいですが、中々、品があるようですわね。だからといって、なぜ、お姉様がこの様な、、、) 三十分後、、、、、、、、。 佐久間「それはそれは、ハハハハッハァ」 リビングで、紅茶を飲みながら、昨日の話を説明する銀次。 月夜《状況は分かりましたわ!しかし、頬をピンクに染めるお姉様、、、許せませんの!月夜に、あの様な表情を一度も見せた事がありませんのに》 美香音《何?その美味しいシュチュエーション?昨日の夜、もしも何かあっても可笑しく無い状況じゃないの?もしそうなら、なんてエロゲー?》 銀次「まあ、そういう事だ」 佐久間「それは、危ないとこを有難う御座いました。旦那様に代わってお礼を言います」 佐久間(厚かましさを、感じない説明と、人を思いやる話し方をしている。私が思うのも何だが、いい若者だ) 佐久間「では、後日改めて、挨拶お礼をさせて頂きますので、今日はこの辺で」 銀次「お礼など、いらないですよ。これからも、親父の会社を宜しくお願いします」 佐久間と月夜と心愛は、ヘリに乗り帰って行く。去り際に心愛と何度も目があった。 新宮寺の人々が居なくなり、、、、。 銀次母「御礼ですって!それにしても妹さんも可愛いかったわね」 銀次「もう、面倒だからなんもなくていいし」 美香音「そうね。お兄ちゃんは渡さないわ!」 銀次「美香音。そろそろ、お兄ちゃん離れしないか?」 美香音「ううっ、、、」〉半泣き、、 銀次母「あーあっ」 銀次「ごめん。分かったから、泣くなよ」
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