銀次宅

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[ブルルルンブルンッ] 家に着いて、バイクのエンジンを切りガレージにバイクをしまう銀次。 少女(ふーん。以外と普通の家ね) 説明はしていなかったが、銀次の家は、7LDKのドームハウス&横に二階建のガレージがある。 銀次「そういえば名前聞いてなかったな。俺は、銀次って名前だ」 少女「もう、面倒だから普通に喋るけど、私は心愛【ここあ】」 銀次「そうか、心愛か、良い名前だな」 そう言いながら銀次は、家のノブを回した。 [タッタッタッタッ] 心愛は、銀次の背中を見ながら、ゆっくりと家の中に入り階段を登って行く。 [ガチャ] 心愛「凄いっ、、、、、、綺麗、、」 銀次の部屋に入った途端、溜め息を吐くように心愛は、言葉を漏らした。 銀次の部屋は、三階にある。まあ、簡単に言うと屋根裏部屋になるのだが、部屋の半分がガラス張りになっていて、今日の様に晴れていると、星が見え下には夜景が見える。 銀次「気に入ったか?俺の親父が、この山を買い取って家を建てたのは、これのためらしい」 銀次「まあ、座ってろよ。何か飲み物持ってきてやるよ」 心愛「うんっ、、、」 少し気の抜けた返事を、聞きつつ銀次はドアを閉めた。 心愛は、ソファーに座りながら、今日の事を思い返していた。 心愛《今日は、色々な事がありました、、、でも、明日になればきっと私を探しに、月夜[妹]と、佐久間[執事]が、来ますわ、、、、》 心愛「でも、銀次から、離れたく無い、、、」 [ガチャッ!] 心愛「ひっ。」 銀次「ん?どうした?」 心愛「何でもありませんわ」 銀次「どうした?喋り方戻して?まあ、いいや、ほらっ」 銀次は、心愛に、ホットココアを渡した。 心愛「ありがとっ」 銀次「お前の名前聞いたら、コーヒーよりはこっちかな?って、思ってな!」
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