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「…なんですか?」
退いてくれそうに無い二人に言葉を発した。
「椿綺ちゃんだよねえ?」
ニヤニヤ笑顔の人が言った。
なんだ、こいつ。
めっちゃ気持ち悪い。
しかも、なんで名前知ってるんだろうね。
まあ、いいか。
大して、興味はない。
「あれっ?シカト?」
「私に何か用ですか?」
「敬語やめようよー、俺は西田西希!」
西が2つもついてるし
自己紹介されてもねえ
「この後カラオケ行くんだけど、綺ちゃんも行かない?」
「用事あるんで、」
そう言って通りすがった。
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