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やがて私はクラスのリーダー格とも言える女子、咲乃 真理とその取り巻きにいじめられるようになる。
上履きの中に何か仕込まれるのは当たり前、提出物もよく隠された。
嘘の噂を流され、私を避ける人はどんどん増えていった。
友達のいない私は誰に助けを求めることも出来ず、次第に自ら自分を傷つけるようになった。
休み時間はなるべくトイレにこもり、ポケットから取り出したカッターで手首を切る。
それが日課となっていた。
いつの間にか、私の左手首は傷だらけになっていた。
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