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「今日はリュートの隊長就任祝いだ!飲みに行こうか!」
メツ隊長と一緒に酒場へと向かい歩き出した。
俺は自由奔放に戦えればいいんだ。隊長になって人に命令するのは向かないんだけど。これからの事も考えて、少しは隊長という役職に慣れておいた方がいいのかな…。
この世界はいつ争いが終結するかわからない。10年後か20年後か、はたまた一生争いは起こり続けるのかもしれない。
俺は今逃げてもいずれ逃げ道が無くなるかもしれない。ならその逃げ道を今無くしておこうか。
「俺で…大丈夫ですか?」
「こんな俺でも隊長が務まってるんだから出来るだろ!さぁ飲みに行くぞ!」
この人は……。俺はメツ隊長のこういう感じが好きだ。メツ隊長と一緒に任務をしたら楽しいだろうなと思い、メツ隊長の隊に入った。
その時俺は2つの隊から推薦があった。1つは殺されたミクラス隊長の隊。でも見クラス隊長は少しきつい感じだったからな…。規律を絶対に守り通さないといけない真面目な人だったからな。
話が横道にそれてしまった。酒場は城下町の中心にある。夜だからさすがに人は多いだろうな…。
とりあえず飲めればいいか。俺とメツ隊長は城下町の中心へと向かう。
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