命の海:アローネ海 第1法章 命出逢う日

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《穏やかに海眠る満月の夜 漣(さざなみ)謳う(うたう) 優しく 切なく 出逢いを喜びながら》 この魔法の導入であり、満月の下、穏やかに波を湛えるアローネ海の情景が目に浮かぶ。その小波の子守唄は新しい命のために奏でられ、またこれから運命の出逢いを果たす男女のためのバラードでもある。その響きは命そのものに伝わる恋を謳っている。
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