episode0-2-新世界-

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海域に囲まれた大型要塞を国とする "ベルネセント艦隊都市" 大陸を持たず戦艦と呼ばれる鉄の塊に覆われた巨大施設に身を置く、天変地異や襲撃に備える事が出来るという理由で成り立つ独立国家。 漁業や海の宝物、工業等様々な部類で一流と噂される。 獣族が管理し他種族との交流はこの域では皆無に近い、様々な極秘事項がある故に無許可では立ち入りすら出来ない バン=ベルネセント…黒豹の獣族で、武闘派・実力主義の王。好戦的で三大ギルド"十六夜の雨霧(ナイトレイン)"の長を勤める事は各国共通の事情。 共存という中にも関わらず、人間を嫌悪する行動は戦争の種火になる可能性がある…と、危険視されてきている 意識開花を覚醒させ、武力で幅を広げる彼を"対牙"と呼び、ある一面では恐怖を覚えるまでに。 北の大陸を拠点に山間地帯に国を築く "ワスナディア帝国" 山に囲まれた山間の地下空洞に広大な領土を構え、鉱物や薬草等を輸入して資金を得る、また名工鍛冶師(ブラックスミス)発祥の国として刀剣は高価な売買がされることは有名である。 巴剣(トモエノツルギ)…3つの種類に部類される剣、刀の総称でワスナディアは"帝剣(ミカドノツルギ)"を生産し巴剣の名簿に登録されていく仕組みで莫大な予算を各国から支払われる。 そして三大ギルド"月の奏者(ルナ・ガーディアン)" が本拠地を置く場でもある ヘンリ=ワスナディア…唯一、武装政権を通す国を成し遂げた男。貴族制度を改心し自身の種族…神公を強く推す。 ギルドとは別に意識開花専属騎士団"アルトロン"を設立し戦時に備える姿勢は、ベルネセントを敵対視するように思える。
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