探訪

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私はユリティアではないとしたら、私は誰だ? 私は……一体何者なんだ? 『ユリティア様!!気を確かに!!』 ずるずると落ちていくユリティアの瞳は我を無くしていた。 グレイユはユリティアを抱き上げると、ソファーに座らせる。 このままではユリティアは死刑となり殺されてしまう。 『シャンテールに話さなければ……』 グレイユはユリティアを置いてシャンテールの元へと急いで行ってしまった。
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